職員達の仕事のハナシ。南風荘ってどんな職場?

事業所・仕事内容の異なる4名の職員に、入社のきっかけ・仕事のこと・就活生へ向けたアドバイスまで、仕事について座談会形式で語り合っていただきました。

セルプ藤山 就労継続支援B型 職業指導員

介護福祉士 三好 崇司

2013年入社

セルプときわ 生活介護 生活支援員

橋本 幸治

2015年入社

セルプときわ 生活介護 生活支援員

栄養士 吉井 真砂恵

2017年入社

セルプ南風 施設入所支援・生活介護 生活支援員

中村 亮太

2018年入社

Q. 全く違う業種から転職された方もいらっしゃるとのことですが

三好

私は理系学部の出身で人との関わりより製品をつくることに重きを置いていましたが、福祉業界の求人需要が高いことと、もっと人とのコミュニケーションをとってみたいという思いがあり挑戦してみようと志望しました。

橋本

僕は以前、県外の製造メーカーで働いていました。
学生の時のアルバイトで自分は人とかかわるのが好きかなと感じていたのと、山口に戻ってきてから、事務業務の勉強のため、専門学校に通っていた時に職場実習でセルプ岡の辻で2〜3週間、事務・雑務・支援に関わらせて頂き、実習終了時に「よかったらきてみないか」と、当時の上司に声をかけてもらいました。
職員皆さんが親切ですごくやりがいがあるなと思ったんで、ふたつ返事で「いきます !」と返事しました。

吉井

私が南風荘に入ったのも当時の上司からお声かけがあったからです。
それまでは食品会社の販売員をしていて、セルプときわに5年近く販売で伺って職員さん・利用者の方と関わっていました。
1年くらい考えたんですけど職員方の雰囲気も良かったですし、利用者の方も温かく迎えてくださったのでやってみようかなと思って今4年目です。
外からみたら福祉の仕事って皆さん資格をもってやってらっしゃるんだろうなと思っていたので不安もありましたが、当時の上司から「子育てしてるんだったら十分です」と言っていただいたのがきっかけです。

中村

私は皆さんのように深い理由はないんですが、1年半ぐらい家で何もしてない時間があって、その時おばあちゃんの介護をしながらこういう仕事もあるんだなと思っていました。
そんな時、近所の方が福祉関係の仕事をしていて、その方から南風荘に紹介いただいて就職しました。

南風荘職員座談会
南風荘職員座談会

Q. 職員同士、共通して話題になることは?

橋本

利用者さんへの接し方の難しさとかはよく話しますね。
生活介護では重度の障害の方も多く支援が難しい部分もありますし、就労の場でしたら心理的、精神的な面で接し方に気をつけなくちゃいけないとか。

三好

そうですね。支援の仕事なのでその方の特性によって接し方が変わるのでそのあたりは話題になりますね。
利用者さんが悩みや相談事を抱えている時、あたりまえかもしれないですけどうちの事業所ではまずは話を聞いてみることを意識してやってます。で、そこからどういう対応をとればその人の為になるかなというのを考えて他の職員とも共有しながら進めていきます。

中村

接し方は常に難しいと思います。
利用者さんはひとりひとりまったく違うし、同じ対応をしても感じ方がまったく違うので、むしろ簡単なことがないですね。

吉井

正解がわからないというか比べようがないので、自分たちも話し合って、この人にはこうがいいと思ってやって、うまくいってるように思えてももしかしたらご本人は違うかもしれない。
日々、過ごしやすくなればいいなと思って色々案を出しつつやってるんですど、なかなかうまくいかない方もいらっしゃったりして、試せば試すほどご本人も混乱することもあって…。その辺なかなか難しいなと…。
でもすごくうまくいくこともあるんですよ!今日のこれがよかったねという事もあるんです。

橋本

でも次の日には全然違って…笑

吉井

前はうまくいったのに、その日たまたま調子が良かったんだということもあって。
みなさん敏感な方が多いんで、その日の体調とか気候で、たとえやり方は良くてもうまくいかないこともあります。

Q. 仕事を続けられる魅力は?

中村

なぜ続けられるのかは自分でもわかりませんけど、間違いなく「苦」ではないんで…。
私は入ってまだ間もないので、知らない仕事も多くいっぱいいっぱいで覚えることだらけです。
でも感謝の言葉を言われることが多いのでそれが嬉しいです。
トイレ介助して「ありがとう」とかハンカチひろって「ありがとう」とか小っちゃいことですけどね。

吉井

今の仕事はやりがいがあって、人と接するのも好きなので楽しいです。
失敗したり困った時も周りの職員が助けてくれるので。自分ひとりだったら大変なことも、楽しいこともみんながサポートしてくれます。

橋本

僕、ずっと考えてたんですけどだいたい楽しいんですよ。
仕事とはあまり関係ないんですけど、たまに時間があいたときに僕がくだらないことを言って他の人が笑ってくれるのが楽しい。

吉井

小ネタが多いんですよ。

橋本

僕も言いたいことを言えたらそれで満足なんで、寝る前にこれ明日言ってみようかなと考えたり。

中村

ほんと、どーでもいいこと言いますよね。

橋本

でもたまにおもしろい事あるやろ?

吉井

あります。わたし好きなんですよ小ネタ。

橋本

他の人に無視されたことを遠くの方から拾ってくれたりすると、それで高揚して仕事もルンルンって。

吉井

職場の雰囲気がいいんでしょうね。
ひとりひとりキャラが立っていい感じになってます。

三好

セルプ 藤山は他の事業所に比べて少ない人数でだいたい15名なんですけど、風通しも良くて職員間でも仲睦まじくやってるかなと。
異動などで新しくこられる職員がいると、またちょっと雰囲気もかわっておもしろいです。

南風荘職員座談会
南風荘職員座談会

Q. この仕事を通して自分自身が成長したと思うことは?

中村

まず、嘘をつかなくなりました。それは皆さんが嘘をつかないからです(笑)
仮に嘘をついても利用者さんは嘘を信じるんですよ。だから冗談は言っても嘘はつきませんね。
ついてないでしょ?

吉井

利用者さんは皆さん本当に純粋なんですよ。身体は大人なんだけどすごい心が綺麗で。
やっぱ人間ってだんだん擦れてくるじゃないですか。いろんな汚いもの見たりして。
ああいうのがないんです。

中村

利用者さんは嘘をつけない、というか、嘘つこうとしてもそれは嘘っていうより気づいて欲しい合図だったりするし。
純粋ですよ本当に。隠さないですから。

吉井

隠せないから大変な時もあるんですけど、それはその方の表現でもあるんですよね。

橋本

けど僕たち職員はありのままじゃなく人それぞれに合わせた仮面を何個か用意しないと…。
それが嘘といわれれば嘘なんですけど。
中村さんが言ってる嘘をつかなくなったってのは発言の内容のことですけど、本来の自分自身で向き合うわけではないという点においては仮面をもっているほうが親切かなと思います。

吉井

私、明らかに自分の子どもに対して優しくできるようになりました。
子供がふたりいるんですけど、上の子には長男だからかもですが、ガミガミとまぁよく怒ってたんですよ。
でもこの仕事を始めてからは子供のやることを待ってあげたり話を聞くことができる余裕が持てるようになったと思ってます。自分では。
ま、自分が年齢を重ねたってのもあるかもしれないんですけど…。

三好

この仕事は利用者の方と話すことも多いので、話に耳を傾ける力というのはやっぱり上がってきたかなと思います。
向上心をもって仕事をするというか、問題提起や『こういうふうにしたらうまくいくんじゃないか』ということを考えながら仕事をするようになってきたのが昔と比べたら成長なのかなって思います。

中村

まだまだなんですけど、とっさの状況判断ですかね。
昔よりは臨機応援に対応できるようになったんじゃないかなと思ってます。

橋本

すごい抽象的なんですけど、昔と比べて自分の道徳的な面が一般人位にはなったんじゃないかなと思ってます。
僕、自分の気づいてないところで道徳的な面で抜けてるとこがあって。
そこに気づかされたというか、それは他の人と比べてじゃなくて、自分の中で「人」としてレベルが上がった気がします。

吉井

たとえば道端で困った人がいたら、私は知らない人でも声をかけるタイプなんですけど、それでも「あ、どうしよう」と一瞬躊躇していたのが、いまはすぐに声をかけられるようになりました。

Q. 就活生に向けてのメッセージ

中村

福祉系の学部・学科の方で希望されて入ってくる方はすごい勉強をして入ってくるんだと思うので…どういう感じなのかちょっとわからないです……(笑)
実は俺、就活したことないんですよね。
5年半大学行って結局卒業しないまま実家に帰ってきて、1年半おばあちゃんの介護をして紹介で南風荘に入ってますので。

吉井

就活で悩んでる人は、そういうスタンスでもいいんじゃないでしょうか。
まだお若いんだから悩むより就職してみてだめだったらまた探したらいいし。

中村

若い人は時間がありますからね。

橋本

試してみないとわからないし。
せっかく勉強したのに自分のイメージと違ってたってなるのは、おそらくなんですけどほぼ人間関係のことだと思うんですよ。
その点でいうなら、南風荘の人間関係はいいと思ってます。
上司に相談もしやすいですし、福祉の勉強をして入ってくる方にとってはその能力が発揮できる場所かもしれないです。
障がい福祉でも自分の思ってた道と違う、たとえば生活介護が希望で仮に就労支援の事業所に配属されたとしても、事業所がたくさんあるので後に異動で希望が叶うこともあります。
いろんな道があるので、せっかく福祉を勉強されたんだったら南風荘にはいっていろいろ経験してもいいんじゃないかなと思います。

三好

アドバイスといったらおこがましいですけど、今、南風荘は福祉を勉強されてきた方はもちろんですけど、他の分野を勉強されてきた方も受け入れる体制が整いつつあるので、向上心をもって仕事をしていけばなにか自分の光るものというか輝ける場所があるかと思います。

南風荘職員座談会