自分と異なる人生を経験できる仕事
ぴあ南風
相談支援 統括 精神保健福祉士
主任相談支援専門員
2010年入職(キャリア採用) 社会福祉学部精神保健福祉学科卒
Q. どんなお仕事をされていますか?
障がいがある方に、適切な福祉サービスを紹介するための相談支援の仕事で、障がい者ご本人様やそのご家族の要望や条件を伺って、南風荘に限らずその方に合う施設・サービスを紹介しています。
はじめて福祉サービスを利用しようとする方だけでなく、すでになんらかのサービスを受けている方からも、よりよい環境を求めて相談を受けることがあります。
そのため、すべての方々に満足していただけるように、相談者の障がいの種類や程度を深く理解するだけでなく、紹介できる施設を少しでも多く知っておく必要があると考え、周辺の福祉施設の方とも交流を深めてサービスの特徴を伺ったり、直接見学させてもらうこともあります。

Q. 仕事の魅力は何ですか?
一番は障がい者の自己実現のために一緒に考え寄り添えることです。
相談者のお困りごとや不安を一緒に解決して希望を叶えられたときには、直接「ありがとう」という気持ちを伝えてもらうことができます。
そんなときは、「寄り添うことができた」という実感が湧いてきます。
また、相談者に対して親身に接することで、自分では経験できないようなことも自分のことのように感じられ、毎日驚きと新しい発見があります。その経験が、自分のスキルを上げることにも繋がり、次の相談にも活かせています。
Q. オフのときはどのように過ごしていますか?

同僚や関係機関の職員と一緒においしいものを食べたり、お酒を飲んだりして楽しい時間を過ごし、適度にオンオフを切り替えて気分転換しています。
でも、一番リラックスできるのはやはり家族と一緒にいるときなので、家族との時間を長く取るようにしています。
休日にはみんなで遊びに行ったり買い物に出かけたり、外出しないときでも子供たちと一緒にテレビを見たり漫画を読んだり。
仕事の時間と家族との時間をしっかり分けてメリハリをつけることで、どちらにも全力で取り組めているのだと思います。
Q. 就活生へのメッセージ
学生時代は時間があるので、勉強やボランティア、アルバイトなど多くの経験を積んで、より豊かな人生観を持ってほしいと思います。
そして、経験を積む中で障がい福祉の業界にも興味を持っていただければ、なお嬉しいです。
この業界は、障がいのある方々と関わることで様々な価値観と出会えます。
柔軟に触れ合ったり寄り添ったり、吸収することで、自分自身の成長や人生の豊かさを考えるきっかけにもなると思っています。