職員インタビュー 01

心を通わせることが支援の第一歩
職業指導員
セルプジョブ・アソシエイト
就労移行支援課
社会福祉士
2024年入職(新卒採用)
健康学部医療福祉学科卒
Q. 現在の仕事内容ややりがいを教えてください
就労移行支援では、利用者それぞれの「就職」という目標に向かって、日々支援を行っています。とにかく就職したいという方もいますし、この企業で働きたい、工場で働きたいなど具体的な目標を持たれている方もいます。
企業や仕事内容によって就職するのに必要なことが異なりますし、利用者それぞれの得意なことや苦手なことも異なります。
そのため一人ひとりの目標に合わせた個別の支援計画を立てて、一緒に就職をめざしています。
利用者の方が就労移行支援の施設を利用できるのは原則2年間となっていますので、この限られた期間でいかにサポートできるかが大切になってきます。
そのため大きな責任は伴いますが、利用者の方が就職という目標に向かって少しずつ苦手を克服する姿を見るととても嬉しくなり、これがやりがいでもあると思っています。

Q. どんな雰囲気の職場ですか?
職員同士は普段から他愛もない会話をするような仲で、仕事のことでも安心して相談できる職場です。
当施設では各利用者に担当の指導員がつくようになっています。しかし担当の利用者の方に対して、常に一人で支援しなければならないということはありません。もし担当している利用者の方に関しての相談事などがあれば、上司や先輩が一緒に考えてくれるので、経験の浅い方でも安心して働ける環境だと思います。私も判断に迷うことがあれば、一人で抱え込みすぎないようにしています。
上司や先輩から経験則にもとづくアドバイスをいただけたり、私とは異なる視点での意見をいただけたりするので、視野が広がり自身の成長にもつながっています。
Q. 大変なことはありますか?
利用者の気持ちを汲み取ることです。以前、ある利用者の方に対して、目標に向けて熱心に頑張っていらっしゃるなと思っていました。しかし、利用者のご家族や、ご本人と面談をしたカウンセラーの話によると、じつはご本人が大きなストレスを抱えていたことがわかりました。
表面上は問題なさそうに見えても、自分から不調を訴えることが難しい方もいることを学び、利用者のことをもっと理解しなければならないと感じた出来事でした。
先輩からは「日頃からその人のことをよく見ていれば、それまで気づけなかったことも見えてくるよ」と教えていただきました。それからは以前よりも利用者の作業中の動きや普段の会話などにも気を配るようになったことで、小さな違和感にも気付けるようになってきました。
さらに、利用者が不安に思っていることを聞けるようになるため今以上に会話を大事にして、信頼関係の構築をめざしたいと思います。
Q. あってよかった会社の制度は?
定着促進休暇の付与と多様な研修です。
南風荘では定着促進休暇という入職から半年までの間に計3日取れる特別な休暇があります。私自身、入職してほどなく体調を崩したことがあり、この制度があったので助かりました。この休暇は所用やリフレッシュのために使ってもいいので、新入職員にはありがたい制度だと思います。
研修は、それぞれの職員に必要なスキル習得や資格取得ができるように、さまざまなステージに合わせて社内外問わず頻繁に行われています。直近では就労支援基礎という講習を受けさせてもらいました。
今後も機会があれば率先して学び、障害や就労支援への知識を深め、いずれは精神保健福祉士の資格を取得したいと考えています。

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事業所MAP
- ●障害者支援施設 セルプ南風
- ●障害福祉サービス等事業所 セルプときわ(主たる事業所)
- ●障害福祉サービス等事業所 セルプときわ(従たる事業所)
- ●障害福祉サービス等事業所 セルプ岡の辻
- ●障害福祉サービス等事業所 セルプ藤山
- ●障害福祉サービス等事業所 セルプ ジョブ・アソシエイト
- ●指定特定相談支援・指定障害児相談支援事業者 ぴあ南風
- ●グループホーム サンハイツ
- ●グループホーム 栄ハイツ