採用担当者メッセージ

南風荘採用担当者

法人本部 統括部長 社会福祉士 佐伯 謙一

チャレンジする意欲を持って
新たな考え方や技術・価値を生み出して欲しい

持続的成長を支える人事戦略

現在の障がい福祉サービスは、社会福祉基礎構造改革の理念に基づき、障害者自立支援法が2006年に施行されてから、これに改善を加える形で2013年に障害者総合支援法が誕生し、今日まで体系化されてきました。
一般的に産業毎にプロダクト・ライフサイクルや事業ライフサイクルといった、製品やサービスが市場に導入されてから撤退するまでに「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」のプロセスがあるように、社会や市場の変化には周期があり、事業の発展・継続のために変化に柔軟に対応していくことが必要です。
障がい福祉の分野でも、障害者総合支援法の法改正のタイミングがサイクルの周期と考えることができ、その周期は他産業と比較しても、決して緩やかなスピードでありません。
支援現場を見ても、近年のサービス利用目的の多様化や、サービスを利用される方の障がい特性の変化から、そのスピード感が感じ取れます。

南風荘では、これらの変化に対応するべく、人事採用・人材育成の方向性をしっかり定めると同時に、スタッフそれぞれが持つ「能力」「才能」「可能性」を活かすことで組織全体の強みを強化していくケイパビリティが、安定した事業運営を行ううえで重要な要素となり更なる事業成長やサービス品質の向上の可能性を広げると考えています。

南風荘職員研修
南風荘採用担当者打ち合わせ

これから必要となる人材

職員はそれぞれの職種で役割は異なりますが、全員が障がいのある方の支援者となります。
それぞれの立場、役割の中で障がいを理解し多様性を受け入れ、障がいのある方に寄り添っていくことが共通した役目になります。
この普遍的なものは必須要件になりますが、一方で職場環境が変容していく中でも、職員それぞれが持つ異なる専門性を有効に発揮していかなければなりません。

専門性の知識と経験の上積みはもちろん必要ですが、それを有効に発揮するには、専門分野以外の知識や経験の積み上げが必要になる場面があります。例えば、急速に進んでいるICT化などの情報技術を使いこなすことができれば、業務時間が縮減し、縮減した時間分を自身の専門性を磨いたり、発揮する時間に充てられるのです。
このように、受け身ではなく自身の専門性を磨くために、専門以外の部分を学ぶなどといった発想の転換や、分からないことに遭遇した場面を『学ぶ機会』ととらえ、逆境に挑戦できるような人材がこれからは必要だと考えています。

職員の成長・育成に向けた取り組み

南風荘の研修教育システムは、階層教育を含む任用資格取得等のキャリアアップを支援するステップアップ制度、福祉専門スキルの向上・習得などを支援する教育制度に、賃金制度を連動させています。
その制度運用は、職員の中長期的な成長を支援する成長支援制度を中心に体系化しています。
これに加えて業務や役割によって必要となる知識・技術の習得のため、必要に応じ自己啓発のための研修参加のサポートもしています。
そういった仕組みにより、職員全員のレベルを上げることができるよう取り組んでいます。
昨今、様々な研修のリモート化が推進されたことで、研修参加が以前に増して容易となり、職員にもたくさんの研修参加の機会を提供できるようになりました。

また、職員の中長期的な成長支援制度と賃金制度を連動させていますので、担当している職務ごとに評価基準を定め、定期的(年4回)に複数人の視点で客観的視点から評価を行い、評価結果を本人にフィードバックし業務の振り返りを行っています。
成長支援制度では、評価されている点や成長するために伸ばすべき点を明確化し個人個人が把握できるようになっており、自身の役職や給与といった処遇にも、一定の納得感が得られるシステムになっています。

このように、職員の成長・育成のために、職員自身の意欲と自己啓発を重視し、成長意欲のある人材の成長を支援する環境を整備することで、一人一人のチャレンジする意欲を高め、新たな考え方や技術・価値を生み出すことにつながる機会を増やしています。

南風荘成長支援制度
南風荘面談

働きがいに満ちた活力ある職場環境づくり

南風荘では、事業を取り巻く環境が厳しさを増す中、職員一人ひとりが有する専門的な能力・力量を十分に発揮できるよう、スマホやタブレット端末、インカム、グループウェア等の情報インフラ整備を進め、ICT活用を加速させています。

複数の職員が1人の利用者様の支援を行う場合に、支援方法が属人化されることで職員間を含めた利用者様との三者の間でストレスを生むことがあります。ICTの活用により支援や業務の標準化、情報の共有を推進することで業務量の縮減、不要に発生するストレスが回避できる職場を目指し今なお改善中です。

また、職場の環境改善に係る委員会を立ち上げ、有給休暇取得率の向上や時間外勤務時間の削減に向けた協議、職員のメンタルヘルス等の相談体制の充実などを図り、コンプライアンス遵守を基盤とした、職員誰もが活躍できる環境整備を推進するなど、職員個々のライフスタイルの多様性を受容する組織風土の醸成にも取り組んでいます。

個人個人の成長、そして組織としての成長のため、さまざまな取り組みをおこなっている南風荘で、ぜひあなたの能力を発揮してください。

南風荘では新卒採用に向けた会社説明会を順次開催いたします。【訪問型】少人数制会社説明会に加え、zoomを使用したWEB説明会どちらの選択でも可能です。詳細はこちらのお知らせページをご覧ください。

南風荘では随時、インターンシップ(既卒歓迎)を開催しております。障がい福祉や福祉業界に興味のある方は、仕事体験や懇親会で現場の空気に触れてみてください。
対面型に加え、オンラインインターンシップも開催しておりますので、遠方にお住いの方や、ちょっと気になってるという方もお気軽にご参加ください。
対面型・オンラインインターンシップ詳細