令和7年1月 新年のご挨拶
皆さま、あけましておめでとうございます。令和7年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。こうして令和7年の新年を迎えることができますのも、皆様の温かいご支援・ご協力があってのことと、深く感謝しております。
さて、令和6年4月から大幅な介護報酬の改定が行われ、昨年度末からその報酬改定に対応するために準備を進めてまいりました。特に生活介護事業においては経営難に直結する厳しい報酬改定でした。しかしながら、皆様のご理解・ご協力のおかげをもちましてこの報酬改定に対応でき、これからも安定的に生活介護事業を経営していけるだけの運営形態を確立することができました。重ね重ね、ご利用者様・ご家族様・関係者の皆様に感謝申し上げます。一方、就労継続B型事業(3か所)をそれぞれ特徴ある事業所に再編させていただく旨ご説明させていただいておりましたが、令和6年4月から新しい体制での就労継続B型事業を開始しております。皆様のご理解・ご協力もあり、こちらも順調に運営させていただいております。3つの就労継続B型事業所でそれぞれ特徴のある事業を展開させていただいているからでしょうか、これまででは出会うことのなかったご利用者様との出会いが多々ありました。これからもご利用者様とともに歩んでいけるような施設を運営できるよう、努力してまいります。
閑話休題、すこし早いかもしれませんが次の報酬改定の大きな柱となるだろう話題が徐々に出てきております。確定的ではありませんが次回の報酬改定では就労継続B型事業で大きな改定があると予想されています。全国的に就労継続B型事業が増加しており、この総量を規制していくような流れになると考えられています。つまり厳しい報酬改定になると考えられています。南風荘はご利用者様・ご家族様に安心してご利用いただけるよう、これからも最新の情報を集めこれらに対応して参る所存です。
南風荘は1954年に前身となる事業所が始まっております(詳しくはホームページの「法人の沿革」をご参照ください)。その時代その時代に求められるものをいち早く取り入れて地域社会の負託にこたえてまいりました。これからも皆様のご期待に応えるべく奮闘していく所存です。本年もどうぞよろしくお願いします。
理事長 佐藤 拓生